今年初の木更津の沖提。ここは毎年行ってるとこで裏切られることのない堤防だが、 去年は2回行って2回とも惨敗を喰らったところでもある。若船長に近況を聞いたら、今年は涼しい時期が長かったせいで、海が一ヶ月遅れていて、アジの釣果は悪いとか。てことは今の海は7月上旬ということになる。これはまた貧果....?も覚悟したんだけど、なんの!沖提大健闘だ。

 

8月12日(金) 木更津沖提でアジ釣り


毎度毎度お世話になっている宮川丸。お盆休みを利用しての釣行だ。のんびりと家を出て12時の船で行こうと思っていたら、平日は12時出船がないとか。オーマイガッ! それは知らなかった。確かにWEBには平日12時出船はないと書いてあった。11時過ぎに着いたから、約2時間弱待ちぼうけ。この日ほんとはまるちゃんも行く予定だったんだけど、天気予報が悪かったから、来なかった。でも、午後雷雨があるという予報は全くはずれ、ずっと曇りだった。雨も降らず炎天下での釣りにもならなくて、絶好の釣り日和だった。
 来ればよかったのに....。

することもないから、まず自分達の昼のエサを食って、暇つぶしに渡船の上でハゼ釣り。湾の一番奥だけど、一投目から反応あり。こんなとこにもハゼどんはいるんだねえ。相変わらず愛嬌のある顔です。宿の前の新宿漁港には、水深10㎝のとこでもハゼどんがうようよ沸いている。が、こっちは全く釣れなかった。

 

着いてびっくり。いつも絶対混んでいるA提先に、誰も入っていない。ほんとにだーれもいないのよ。こんな光景初めて見た。
800メートルあるA提自体にも、2~3人かな? いたのは。平日って言っても今日はお盆休みじゃないのか?それとも世間様は明日から休みなのか?驚きの誤算だが、これは嬉しい誤算。2人だからコマセは効かないが、普段は入れないA提先端を独占できたのは嬉しかった。

 

12時半頃に釣り開始。しばらくアタリもなし。今回はまず投げサビキをやってみた。ウキ下2~3ヒロ。全く反応なし。同時に投げでキス狙い。でもこちらも根掛かりするだけで、反応なし。これは予想通りかなあと思いつつしばらくそんな状態が続いた。でも、3時過ぎに、プルプルっとアジ特有のアタリ。こぶりの小アジだ。時間的にもいいころだし、大きくはないが群れが入ってきた様子だ。

全体的にはこぶりだけど、たまに20センチのアジも混じった。この時期としてはなかなかのサイズだよ。結局20センチのプチ中アジは2尾。他は10センチの豆から小アジが主流かな?爆発的な一荷はなく、ポツポツあがる感じ。でもそれが3時以降途切れなかったからよかった。貧果を覚悟してただけに、これは嬉しかったねえ。

 

一方の小宮くんはというと、これが大苦戦。ウキの一本針から初めて、アジが釣れだしてからサビキに変えるも、全く釣れず。ウキに反応はあるというのだが、針がかりしないとか。ウキ釣り、サビキ釣り、投げサビキ、そしてまたウキ釣りと手を変え品を変えやってみたものの、全く釣れず。結局、サビキにかかったサッパ1尾のみ。サビキの仕掛けは白のスキン。
ボクも投げのサビキは白のスキンだったけど、サッパが2尾かかったのみ。竿下のサビキは緑のスキンで、こっちでアジが釣れた。2人同じとこで釣ってたんだし、仕掛けも同じなんだし、これは色の違いが出たとしか思えん。不運なことに、小宮くんに緑スキンの持ち合わせがなく、ボクも自分が使っているのしか緑がなかった。もう一つ予備があれば、また釣果は違っていたかも。

沖提で釣りしたら、いつものように「かずさのお風呂屋さん」でさっぱりと。もう定番だね。約10ヶ月ぶりだけど、店内のレイアウトが変わっていた。喫煙はガス室みたいなとこでしか吸えなくなっていた。猫も杓子も喫煙者を迫害するんだよねえ。あと、シャンプーやボディソープが備え付けになっていた。これはありがたい。 料金は30円上がって、530円。でも安い。 体中汗と潮の臭いでくっさいからね。
ここでさっぱりできるから、ほんとにありがたいんですよ、ここは。宮川丸から車で10分も走れば着くから近いし。

最終的に持ち帰りアジ15尾。まだまだ小アジだけど、これから秋になるにつれサイズアップしていくでしょう。なにしろ去年は沖提とは思えない貧果に泣かされたからね。いやー、よかったです。これは秋もう一回来なくちゃ。
やっぱ沖提はいいやねえ。