早くも2007年2回目の釣行は、船釣りのキス。今回も、最初は富浦のボートでキスを狙おうと思ったんだけど、またまた強風の予報で、断念。多少の風でも大丈夫な船釣りにした。今回の船は、前から気になってた金沢八景の「荒川屋」さん。
一年中キスを狙っている船宿だ。

 

4月28日(土) 東京湾でシロギス釣り


ここは前からホームページではチェックしていた船宿で、規模がでかそうな感じはしてたんだけど、実際行ってみて、確かに船宿としてはかなり繁盛している印象を受けた。なにしろ自社ビルを持っていることに驚いた。立派な5階建て。シャワールームまで完備。店内も清潔で、親切な女将さんが色々世話してくれる。目の前が船付場だから、乗船も楽チン。こういうのっていいねえ。釣り座は先着順。荷物を置いて、番号を受付に言って手続きする。

 

店内。船宿というより、小じんまりとしたカフェといった感じ。実際に食事もできる。船に乗るまでのあいだ、ここでゆっくり過ごせる。こののんびりした時間ていいね。しばしコーヒーを飲みながら、出て行く船達を見送る。

 

さあ、ボクらも出船。8時に港を出る。期待に胸高鳴るする瞬間だ。

 

釣り場は金沢八景沖。底まで20メートル。この時期は結構深い。夏になると水深も上がってくるんだけどね。

実釣開始したけど、なんだか今回は渋い。やたら渋い。なんと、本命のキスが釣れたのは、開始後3時間近く経ってから。それまでは外道のオンパレード。これはキス釣り外道の定番、ヒトデ.....。

ハゼにメゴチ。シロギス釣りの定番外道達です。今日はかなり渋い?

 

最初に本命を釣り上げたのは福本さん。いい型だ。続けてもう一匹。

 

小ぶりだけど、やっとボクにもきたー。

全体的にかなり渋いんだけど、なんとかそれでもポツポツ釣る。福本さんの隣りにいたじーちゃんも、こんなに釣れない日は初めてだとか。悪い時期ではないんだけどなー。でも、潮が早いのか、お祭りが頻発。キス釣りでこんなにお祭りが多いのも初めてだ。

 

風が強いから、結構海の上は少し冷える。そんな時にはカップヌードル。定番のシーフードさ。この暖かいラーメンはほんとにありがたい。

福本さんは、木っ葉カレイを釣り上げる。ちょっと小さいなあ。

 

船長の「はい、ラスト10分で~す」から駆け込み2匹を追釣。なんとか家族4人分の、キスの天ぷら一人3匹は確保した。最低でも20匹は釣りたかったんだがなあ。

 

なんとこの日のトップは、90匹(!) えええーっ、90匹ぃ?? こんなに渋かったのに、90匹も釣ったんかい? おっそろしいー。どーやったらそんなに釣れるのか? 全く不思議な話だ。これが、その90匹釣った人の写真。すごい。

ちなみに本日のスソは、福本さんの8匹。料金が8,000円だから、一匹1,000円だ。なんと高いキスだろうか。
港に着いてから、船長がみんなに釣果を聞いて回っていた。福本さんが正直に8匹と言ったら「え? 8匹??」との返事。「そんなに少ないの?」と思ったようだが、ボクも12匹だから、全然人のこと言えない。
福本さんの名誉のために言っておくが、この日はほんとに渋かったようで、他の船宿の釣果を見てみても、2~16匹なんて船宿も2軒あったし、最高でも40匹前後だった。90匹なんて論外だ。

 

 


釣行日  4月28日(土) 場所 神奈川県横浜市金沢八景沖(船宿:荒川屋)
天気 ほとんど終日曇り風が一日強かった 福本さん キス「え? 8匹?(船長談)」  最大19センチ
白波立つほど ボク  キス 12匹 最大19センチ
満足度 ★★★

釣った魚は…


サクサクの歯ごたえと柔らかい身。いや~、やっぱキスは天ぷらに限ります。うまっ!