千葉内房・富浦でボート&堤防釣り
今シーズン7回目の釣行は、今年初となるボート釣り。ボート釣りには穏やかな海がいいと思って、昨年も行った富浦にしました。ここのボート釣り場はポイントまで曳いてってくれるのが名物。
相変わらずこの曳き船サービスはありがたいっす♪
今回は岩田さんとの釣行。朝4時過ぎに、道に迷子になりながら岩田さんが我が家に到着。そのまま一路アクアライン経由で富浦までひた走る。ちなみにボクの車も岩田さんの車もETCがついてないから、アクアラインの正規料金2,400円(軽自動車)を払いました。つくづくETC割引は偉大だと思いましたよ。
朝6時半に富浦到着。今回のボートもおきむらさんです。もう先行者はすでに沖で釣っている。みんな早いよね。
では今回も曳いてってもらいましょか。コレはホントに助かります。人間一度ラクを覚えてしまうといけませんね。櫓を漕ぐのがいやになってしまいます。
ポイントに到着です。ご覧のように湖みたいな静けさの海。まさにベタ凪ぎだった。日差しは強かったけど風も心地よくて、なかなかの釣り日和。
今回試してみたかったのが、マルキューから今年発売を始めた「特船イソメ」ってやつ。要は人工エサね。よく釣り雑誌には「生エサより釣れる」なんて書いてあるけど、本当かどうか試してみたかったのだ。この人工エサがある程度釣れるのが実証されれば、今後の釣りにも使えるからね。今日はその実地調査も兼ねているのですよ。
周りには先行のボートが7~8組ほど同じポイント周りで釣っている。水深は6~7メートル。浅っ! こんな浅くて釣れるのかなー。周りのボート達も釣れている様子がないし。どこからも歓声があがらない。ちょっと不安なスタート・・・。
ボクに小さな引き。今日一発目はウミタナゴ。大体コイツはどこ行っても1匹は釣れてきますね。
さらに、戸田でよく釣れてしまう「子マダイトマコマイ」よりさらに小さい子マダイを岩田さんが釣る。10センチ足らずの放流稚魚みたいね。何度も言うけど大きくなって釣られなさいよ。
なんか水深も浅いし周りも釣れてないし、今日はだいじょぶかなと心配してたんだけど、おやま、アジが釣れた。仕掛けはサバ皮のサビキ。20センチ足らずの小アジだけど、やっぱ嬉しい♪
仕掛けを投入してコマセを撒こうとしたらガコン!と強い引き。あげてみたら26センチのショゴ(子カンパチ)が釣れた。あらまー、カンパチが釣れたよー。青物シーズン到来で早速今年初めての青物を見ることができました。ショゴサイズでも引きは結構強くて楽しめました。
岩田さんにもいい引きででかいのが来たっ! お! もう一発カンパが来たか!! 見るとなかなかいいサイズじゃん。カンパとはちょっと違うみたいだけど・・・。
・・・・。ん?
よーく見たら何とアイゴ。ゲゲッ! 向こうのボートでお兄ちゃんがアイゴ釣りましたーなんてさっき船長に言ってるのが聞こえたけど、まさかこっちでも釣ってしまうとわ。
釣るな、こんなもん! 背ビレに触れようもんならそのまま病院だよ。
続いて岩田さんは、今度はまともなアジを確保。サイズはボクと同じくらい。今日はこのクラスがアベレージサイズみたいだね。
ここでの外道は、相変わらずのネンブツダイにベラでした。岩田さんがキス狙いでやってみたりしたんだけど、キスの姿はなし。でもハゼが釣れたんだからキスもいるはずなんだけどね。ボクも小アジを追加。大釣りではないけど、思い出したようにポツポツ釣れる。たまに竿が海面に引きこまれていたりして、結構楽しい。退屈にならない程度に釣れるのがいいのです。
な~んて楽しんでいたら、天候一転。急に東よりの風がさーっと水面に吹いてきたと思ったら、波がざわつきだしちゃって。朝の海面の写真と見比べるとその差は一目瞭然。湖のような水面が白波が立つ程になってしまったのです。この程度の波でもボートにとっては脅威でして、風に向かってボートが横になろうもんなら、海の水が船内に入ってきたりして、非常に危険なのです。マジやばいやばいなんて言ってたら、遠くに船長の船。船長も危険と感じ、すぐに強制撤収に来ました。カルガモ状態で船長の船に曳かれていくボクら。あ~、もうちょっとやりたかったー。残念・・・。
陸あがり。ボート乗り場では何事もなかったかのように静かでした。まあ自然が相手だからねえ。しょうがない。
ボート釣りはここまでとして、このあとは近くの富浦堤防で堤防釣りをします。
はい。舞台は富浦堤防に移りました。ここは昨年DAMさんとキス釣りに来たところ。「キス釣りに来たところ」と言えば聞こえはいいが、あんときは見事なボースを喰らいましたな。ここでも東風が強くて、ちょっと釣り辛かったね。
岩田さんが小さいハゼを釣りあげた。ホントに小さい。沖アミみたいな「一口サイズ」。やっぱし堤防ではあまり釣れないね・・・。
あんまし釣れないんで、さっきボートで釣ったアジと子カンパチをここで食ってしまおうということにした。中途半端に家に持って帰ってもしょうがないしね。おもむろにさばき始めます。
二人分のアジ5匹分と子カンパチの刺身です。さすがに産地直送。うまい!! プリプリ感が違います。事前に醤油も持ってきていてよかった(^^) これはこれでなんか楽しい♪
いただきま~す。これぞ釣り人の特権です。
今日初めて実地調査をしてみた「特船イソメ」だけど、いいと思う。生きてるイソメと比べても、釣れ具合は体験的に遜色なし。コマセを撒かなくてもコレだけで食ってきたこともあるし。使えますね、コレは。今後キス釣りに大いに利用できそうと思いました。あの生きているイソメのウニウニしたり噛みついてきたりするのがやっぱしイヤなもんでね・・・。コレなら女性や子供も気持ち良く使えることうけあいだね。
帰りに保田の「ばんや」でお風呂に入って食事してきた。いつも混んでいるばんやだけど、なんか今日は空いている感じ。駐車場もすぐ入れたし。ラッキー。
食事するところは別棟の方が大きいんだけど、夜7時までで閉店になってしまうんだよね。でもお風呂の隣りにある別の店は夜7時半までやってて、こっちで食えた。お客さんはやっぱ少ない。風呂上がりでゆったり気分で食事できる。
岩田さんはクジラカツ定食。ボクは海老穴子天重にした。味はうまかった。非常においしかった。でもそれには理由があって、注文してから30分待っても料理が出て来ず、いい加減しびれ切らして店員に確認したら、なんと忘れられていた!!
なんてこったい! あとから来た人のメニューがどんどん出てくるんだもんさ。心穏やかじゃありませんよ。結局注文して1時間くらいしてやっと出てきたのがこの写真のメニューなんでね。もう2人とも腹ペコペコの餓鬼状態だったんで、そりゃー何食ってもうまいに決まってますよねえ。頼むから忘れないでよね・・・(-"- )
今回の動画です。アイゴを釣った時の岩田さんが笑えます。