2度目の妻良ボート釣り

今回は、昨年の8月に一度行った南伊豆の妻良に、ボート釣りの再チャレンジです。前回はしょぼい釣果だったからそのリベンジの意味もあるけど、やっぱしそれ以上にここのロケーションは最高です。
海はきれいだし、人も少ないし、静かだし、実にゆったりまったりと釣りができます。釣りをしていたボートの人も、たった3艘だけでしたから。遠路はるばる南伊豆の妻良まで行ったのには、それなりの意味があるのです。
でも、ホント遠かったけど…(^^ゞ

朝6時半に妻良に到着。ボート・釣り船店兼釣り具店の「かめ丸」の女将さんにボート代4,000円と保証料1,000円の計5,000円を払って受付をすませます（保証料は陸上がり後に返却されます）。早朝の妻良湾は静けさに包まれていました。海は透き通るようにきれいだし、ほんとにいい海ですね。

さあ、では実釣としましょうか。場所は左側沖堤防の右側航路ギリギリのところ。堤防に近づきすぎると捨石があってアンカーが引っかかるし、エサ取りが多いと「釣り情報」に載っていたので、少し手前にアンカリングする。

続けざまに中アジをゲット。これは近年まれにみる好スタート。ボート釣りでこんなこと過去あったかな？

ボクにはアジがダブルできた。朝一でいきなり釣れるとは想定外でした。

しかし…。そんな時間は長くは続きません。ええ、そんなことわかっていますとも。予想通り、パタっと釣れなくなりました。不思議なもんです。キャーキャー騒いでいたボート上も、湾内の波のように一気に静かになって、まったりムードに包まれます。それにしても今日はいい天気。風もなく、妻良湾内はまるで湖のよう。いいやねえ。癒されるねえ。

たまに海を渡る風もすっかり秋の風ですね。湿気がなくて爽やかです。空もなんとなく高く見えて、秋の雰囲気です。セミの声も遠くに数匹聞こえるだけで、改めて夏の終わりを感じます。

たまに思い出したようにアジが釣れることもあるけど…。潮止まりの前後から、フグの猛攻が始まりました。もうフグ風呂かと思うほど。入れ喰い状態です。特に竿をシャクろうもんなら、必ずスレ掛かりで釣れてきてしまいます。

今日はなんでだか知らないけど、やたらスズメバチが飛んできましてね。それも、どうもコマセの臭いにつられてくるようで、コマセのバケツの中に入ろうとひっきりなしにボクらのボートに飛んできました。目の前でスズメバチがブンブン飛んでいるのは非常に恐ろしいし、釣りに集中できませんよ。あんまし飛んでくるから、帽子で叩き落として4匹ほどやっつけてやりましたが。

そして相変わらずフグは多かったけど、たまにアジも混じりました。中山丸風「ポチンカポチンカ」釣れる状態ですかね。

結構な引きを見せてくれたのが、やや大きめのマダイ。20センチ強といったところですが、これくらいになると強い引きを見せてくれます。残念ながらリリースしましたが…。福本さんはコマダイトマコマイ。

結局朝6時半から始めて15時半まで約9時間釣りしていました。爆釣とまではいきませんでしたが、まあまあ楽しめたボート釣りでした。荷物を片づけて撤収します。帰りのボート漕ぎは体力的にしんどい…。エンジンが欲しいわ。

9時間も釣りをしてりゃ、体は汗と潮でベットベトだ。いつものようにさっぱりしていこう。今回は妻良まで行ったから、帰りのお風呂は松崎にある「せせらぎの湯」という日帰り温泉に立ち寄ってみました。なるほど、確かに目の前にはきれいな川が流れていますね。田舎の原風景のようなところにありました。

小さい内風呂と小さい露天風呂のみのこじんまりとした温泉ですが、とても静かでのんびりと入ることができました。お客さんも少ないから、ほぼ貸し切りでしたよ。湯加減もちょうどよかったです。ここもお客さん少なくてガラガラでした。

はい。では今回も夕食は沼津に寄っていきましょう。いつもの戸田より約1時間遅れで沼津に到着。今回は「にし与」さんにしました。

ボクと島田さんは「魚河岸定食」（写真左）で、福本さんは「刺身盛り合わせ定食」（写真右）です。一度この魚河岸定食を食べてみたかったんだ。フライ3種で刺身も付いて1,050円です。ご飯大盛りもサービス。嬉しいね（^^）　奮発した福本の刺身盛り合わせ定食は2,205円です。
釣り-温泉-沼津の食事の3点セットが全てつつがなく終了しました。今回もとても楽しかったです♪

今回の動画です