毎年恒例の戸田お泊り釣行

 

毎年恒例の戸田お泊り釣行です。 今年も行ってきましたよ~。ボクらの一年の釣りの中で最大のイベントです。 

釣り、温泉、海の幸…。今回も大いに楽しんできました。あ、いつものように釣果は別として…(^^ゞ

10月3日(金)~4日(土) 戸田でお泊まり釣行 1日目


今回も一日目は係留船です。行く途中、東名高速が事故で通行止めになってしまって小田原から迂回したため、約40分遅れでのスタートです。戸田の海はもうすっかり秋になっていて、秋の虫達の鳴き声だけが聞こえます。暑くもなく寒くもなく、とても爽やかです。

岩田さんと島田さんも1時間半遅れで到着。実釣開始です。さあ、今日は帰らなくてもいいんだ。リールの先に見えるベージュの建物「旅館みはま」さんが今夜のお宿です。

陽が昇るにつれて結構日差しは強いですね。福本さんは日傘持参でした。それにしてもなんと穏やかな海でしょう。昨年のお泊り釣行と同じ海とは思えませんね。あんときゃ白波が立っていたからね。今日は湖のような穏やかさです。

福本さんがワッペンサイズのカワハギを釣りました。大体ここで釣れるカワハギは一枚か二枚しか釣れないから、福本さんはリリース。結局カワハギはこれのみだったしね。正解でしょう。

今回も予想通り、やっかいな回遊魚に見舞われました。そう、ソーダガツオのソーちゃんです。底でも中層でも表層でも食ってきて、船中は大騒ぎです。周りの仕掛けも巻き込んで、ホトホト困ります。こいつは一日釣れていました。

そのソーダガツオをさばく島田さん。一切れだけ食べてみたそうだけど、特においしくないって。そりゃそうでしょ。残った身は身エサにしてみましたが、こちらにはなんの反応もなし。ちょっとヒラメか青物狙いで期待したんだけどね。

時はお昼。陽も高くなってきました。台風が迫ってきているけど、こちらはとってもいい天気。穏やかな海と相まって、とても癒されます。これぞ戸田ですねえ。

ソーダガツオは相変わらず盛況。次々とかかってきます。

今回の係留船はジュウタンを敷いた船室があって、仮眠に使えていい船でした。しばし惰眠を貪ります。

みんな朝から最後まで真剣に釣りましたが、やっぱし釣れません。先週はカンパチがかなり釣れていたそうです。それを期待したんだけど、船長曰く潮が変わってしまったそうですよ。「先週まで釣れてた」…ってよくあるんだよね。

最後に同情でアジが釣れた岩田さん。まともな釣果はこの一匹だけでした。まあこんなもんよね。残念ながらここまでで沖あがりです。

ではでは宿にチェックインしましょうか。このまま帰らずに泊っていけるのはたまりませんね。最高の時間です。「みはま」さんはこれで4回目の宿泊です。

まずはお風呂。温泉に浸かって一日の疲れを癒しましょう。小さいながらもお湯の温度がちょうどよくて、とても気持ちいいです。

露天風呂からの眺めも抜群です。そろそろ海は夕暮れ時。今日も一日静かな海でした。

さ! では最大のお楽しみの夕食です。今回も豪勢ですぅ。舟盛りはメジナ、マグロ、エビ、伊勢エビ、タコ、サザエ、ホタテがてんこ盛り。いつものキンメの煮付けにカレイの煮付け。このダブルの煮付けがうまいんです。影の薄いエビフライも健在で、期待を裏切らないメニューです。

みんなで乾杯。あとはひたすら餓鬼のように食いまくりました。


10月3日(金)~4日(土) 戸田でお泊まり釣行 2日目


翌朝は7時に朝食。しっかり食べて今日の釣りにそなえよう。ご飯お代りまでしちゃった。

今日は、午前は宿の無料のボートを借りてボート釣りです。各ブイはもう先客で埋まっていたから、浜平さんの台船に横付けします。これが釣れないんだ。一度アタリがあっただけで、全く釣れない。近くのブイで釣っている人はソーダガツオだし、アジの沈船ポイントで釣っている人は釣れなくて寝ているし。その隣の人は早々に引き揚げて行くし。誰も釣れておらず。3時間弱やって、こちらもさっさとと撤収しました。今回の戸田湾内はダメでしたね。

釣れない釣りでもまだまだ続きますよ。午後はたか丸さんで沖釣りです。昨年は同じ船でマダイのゲットしたので、夢の再現を目指します。

午後1時出船。操船は大船長です。場所は戸田を出てすぐの沖。水深30メートル。ここでは一度も反応がありませんでした。

仕掛けを指示ダナから10メートル落として、そこから仕掛け分コマセを振って巻き上げるという前回船長から教わったやり方で待ちます。マダイ釣りのためだけに買ったダイワの竿が火を噴くか? 

なかなか釣れず、場所を土肥沖に移動。さらに釣れず、舟山沖に移動と船長も苦戦しています。ま、上手な人なら釣っていたのかもしれないけど、なにせわしらですから。思うようには釣れませんねえ。

そんな中やっとイサキが釣れてきてくれました。

ポツポツとあがるイサキ。釣果らしい釣果がなかったから、とりあえずお土産確保だ。

福本さんもイサキ。尺クラスのイサキも釣れて、みんなお土産は確保できたね。

型はいいですね。肉厚でおいしそうです。

だいぶ西日が傾いてきましたよー。もうそろそろ沖上がりの時間だー。あとはなんとかマダイの顔を見たいところだが。

でも顔を見たのは岩田さんもボクもアジでした。福本さんが子マダイを釣ったのみ。

このあと最後の最後に強烈なアタリがきて、明らかにイサキやアジとは違う強い引きの魚がかかりました。もう間違いなくマダイの引き。グイグイ下へ下へと引っぱります。「ついに来たっ!」と慎重に手巻きで糸を巻いていったんだけど、スっと竿が軽くなって痛恨のバラシ!! あ~、悔しい~~~。ドラグが出るほどの強さはなかったけど、昨年釣った40センチ級はいってたんじゃないかなー。いやいや、逃がした魚は大きいというから、きっと70センチ3kgはあったに違いない。悔しいな~~~。マダイにイサキなら刺身に焼き魚にとちょうどいいじゃないか。惜しかった。釣りあげたかった。80センチのマダイ(どんどんでかくなる…)。
もうなりゃ、来月もう一度マダイリベンジだ!!

でも、沖上がり時間を30分も延長してくれて大船長ありがとう。また来月お願いしますね。

では、いつものように「壱の湯」のお風呂入っていきましょうか。もう外は真っ暗です。陽が暮れるのが早くなりました。秋だよねえ。

そして今日の夕食も、いつものように沼津に寄っていきましょう。いつもの丸天です。

岩田さんと福本さんは左の海鮮丸天丼。島田さんは右のわいわい丼。3人とも海鮮のどんぶりです。

ボクはここでもキンメの煮付けを注文しました。丸天で食べるのは初めてですね。味は、昨日みはまさんで食べたキンメと甲乙つけがたい。どっちもおいしかった。いや~、やっぱしキンメの煮付けはうまいなあ。お代りしたご飯に煮汁をかけて、もう完璧です。

おまけにみんなでマグロのテールシチューをシェアします。これもかなりおいしいんですよ。これで完璧です。


釣行日 2014年10月3日(金)~4日(土) 場所 3日/係留船(たか丸) 
4日/午前ボート、午後沖釣り
天気 一日目:晴れ 二日目:曇り 岩田さん イサキ 3匹
アジ 2匹 
長潮、若潮 福本さん イサキ 3匹
 子マダイ 1匹 
満足度 ★★★★★★★★  ボク  イサキ 4匹
アジ 1匹

釣った魚は…


貴重な貴重なイサキとアジ。単価計算すると一匹1,600円の計算になります。
味わって食べなきゃ。

イサキは塩をふって単純に塩焼きで。アジは刺身にしました。
まー、アジの刺身のこじんまりとしたこと…。 両方ともおいしかったけどね。