今シーズン3回目の釣りは、前回と同じく戸田の係留船。前回の釣果に味をしめての釣行だ。本命はいつもの通りアジだが、あわよくばマダイ。他に初挑戦のヒラメと、かなり欲を張った釣行となった。しかし普通の堤防じゃあこんな欲も張れない。戸田の係留船だからこそ欲張りになれる。夢だけは大きく持った.....のだが....。

 

7月9日(土) 2回続けて戸田係留船釣り


今回も係留船への渡しは、戸田たか丸さんにお世話になった。乗船場所は戸田の海水浴場・御浜海岸の近く。この岸壁から1分足らずのところに、係留船がある。左の写真、船と船のあいだに見える白い船がそう。ほんと、泳いでも行けるくらいの近さ。ここでも水深はなんと40m! なんと深い湾なんだろうかねえ。

相変わらず穏やかな戸田湾。岬が大きく張り出しているから、よほど台風並みの西風でも吹かない限り、ぜーんぜん釣りOK。
ボート釣りだって、ブイに係留しなくたって余裕でできる。実にのんびりとしてて、いつ来ても気持ちのいいところだ。

今回も予想通り、サバの猛攻から始まった。ベタ底にしても食ってきたから、もう海中サバばっか状態だったかも。サイズも様々。ヒラメ用の生きエサに最適な子サバから宮本さんが釣り上げた巨サバまで。宮本さんは40センチオーバーのサバをキープ。味噌煮か。ボクは、小さいが本命のアジを釣り上げる。

 

午前中はまさにサバとの格闘。入れても入れてもくるのはサバばかり。あとから係留船に来た団体さんも、みんなサバサバサバ。しかも宮本さんは、サバがかかる度に仕掛けがお祭り。前回の島田同様、仕掛けをほどくのに忙しかった。

そんな中、小さいアタリ。またサバかと思ってリールを巻くが、あまり暴れないし、横にも走らない。結構重いし、もしやと思ってあげたら、いい型の本命アジ。サイズは25センチ。中アジだあ。こいつぁなかなかいいサイズ。刺身、タタキなんでもござれサイズだ。ここはこういうのが釣れるから嬉しいねい。

宮本さんは相変わらずサバ。40センチオーバーのサバに続いて、これも35センチ級。「何でそっちばかりアジが来るんだよお」なんてぼやきながら釣ってると、宮本さん自慢の投げ竿が弓なり!(関係ないが、なぜ係留船で投げ竿か...)その引きの凄かったこと。宮本さん曰く、リールが巻けないほど引きが強かったとか。リールを巻くどころか、どんどん引き込まれていったそうだ。激しいやり取りの末、あえなく糸がプッツン。かかった魚は幻となってしまった。想像の域から出ないが、幻の正体はウツボだった可能性がある。うしろの人もその前にウツボを釣り上げ、大騒ぎになっていたのだ。エサは宮本さんと同じ子サバ。巨マダイのはずもなく、またヒラメのように暴れるでもない。それでいてもの凄い引きだったのだから、ウツボだったと考えるのが妥当な線かな?運良く釣り上げたとしてもウツボ.....。ちょっとガックリ....。